毎日何気なく乗る鉄道。
特別な日に乗る鉄道。
都心を走る鉄道。
のどかな田園を走る鉄道。
いろいろな鉄道を鉄道初心者の方にもわかりやすくお話しします。
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というわけで、今日は前回の続きです。
さて、前回のお話の中で出てきた、北斗星は、寝台特急です。
寝台特急に乗るには、どの種類の切符が必要なのでしょうか?
前回の話からすると、まず、乗車券が必要になるはずです。
それに加えて、北斗星は寝台特急ですから、特急券が必要になります。
と、これだけでよいのでしょうか?
北斗星は、「寝台」特急です。
そこで、北斗星に乗るには、さらに、寝台券も必要になります。
もっとも、寝台券には、A寝台(飛行機でいえば、ビジネスクラス・ファーストクラスに相当)とB寝台(エコノミークラスに相当)があります。値段も大きく異なりますので、購入の際にはご注意下さい。(B寝台といっても、個室もあります。このB寝台個室は相当おトクだと思います。)
これらの切符のほかにも、立席(たちせき・りっせき(車内案内では「たちせき」と呼ばれています。))特急券というあまり普通の人が目にしない特急券もあります。
これは、全席指定の特急(例えば、成田エクスプレス)において、指定席券が売切れてしまった時や、寝台特急の特定区間において、寝台を座席として利用できるもので、枚数限定で販売されるものです。
他にも、普通手回り品切符というものもあります(270円)。これは、競技用自転車や、犬・猫などを車内に持ち込む場合に必要な切符です。
今日はここまで。
(いい忘れましたが、①書いて欲しいのテーマを募集してます。②上の写真は、285系・寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」・浜松駅で撮影)
サンライズ出雲動画
http://www.youtube.com/watch?v=4WgQ7FxRgsk
片道切符のたび
http://www.youtube.com/watch?v=wneiqQ_aXAM
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今日は、本編を書く前に、質問にお答えいたします。
<質問>
フランスのTGVって言うのは先頭車両の馬力だけで後ろの車両全部を牽引してるってホントですか??それであれだけスピードが出るんですか??
<回答>
ホントです。(笑)
今年、営業運転を開始したフランス国鉄(SNCF:Société Nationale des Chemins de fer Français)・東ヨーロッパ線(パリ-ストラスブール-ミュンヘン(ドイツ)・チューリヒ(スイス))で運用されているTGV-POS形式を例にとってみてみると、同形式は10両編成(M+T(8両)+M)ですが、新幹線と同様の交流区間では、1編成あたり9280kWの出力があるとされています。
これに対し、N700系についてみてみると、N700系は16両編成(14M+2T)で17080kWの出力があり、これを10両編成での出力に換算すると、10675kWとなります。
そうすると、TGV-POS形式とN700系では、1編成あたり1000kWの出力差しかないのですから、両形式は出力において大差がないことがわかります。(ただ、TGV-POS形式は2Mしかないのにこの出力が出せるのはすごいことだといえます。なお、JR貨物のEH200は1両で4520kWの出力があります。)
しかし、N700系は300km/hでの営業運転であるのに対し、TGV-POS形式は320km/hですが、これは、日本とヨーロッパの線形(曲線の多い少ない)の違いなどによるものだと思います。
ちなみに、N700系のスゴイところは、TGVと同出力にもかかわらず、1323人も一度に輸送できる点だと思います。(TGV-POSは定員377人なんです。)
<質問>
フランスのTGVって言うのは先頭車両の馬力だけで後ろの車両全部を牽引してるってホントですか??それであれだけスピードが出るんですか??
<回答>
ホントです。(笑)
今年、営業運転を開始したフランス国鉄(SNCF:Société Nationale des Chemins de fer Français)・東ヨーロッパ線(パリ-ストラスブール-ミュンヘン(ドイツ)・チューリヒ(スイス))で運用されているTGV-POS形式を例にとってみてみると、同形式は10両編成(M+T(8両)+M)ですが、新幹線と同様の交流区間では、1編成あたり9280kWの出力があるとされています。
これに対し、N700系についてみてみると、N700系は16両編成(14M+2T)で17080kWの出力があり、これを10両編成での出力に換算すると、10675kWとなります。
そうすると、TGV-POS形式とN700系では、1編成あたり1000kWの出力差しかないのですから、両形式は出力において大差がないことがわかります。(ただ、TGV-POS形式は2Mしかないのにこの出力が出せるのはすごいことだといえます。なお、JR貨物のEH200は1両で4520kWの出力があります。)
しかし、N700系は300km/hでの営業運転であるのに対し、TGV-POS形式は320km/hですが、これは、日本とヨーロッパの線形(曲線の多い少ない)の違いなどによるものだと思います。
ちなみに、N700系のスゴイところは、TGVと同出力にもかかわらず、1323人も一度に輸送できる点だと思います。(TGV-POSは定員377人なんです。)
って、いきなりなんだよ。ってお思いの方スイマセン。
千葉ロッテがクライマックスシリーズ2ndステージに進出しました。(ホークスファンの方スイマセン。 小生は大のロッテファン(サポーター!?)であります。)
そこで、2ndステージが行われる札幌に行ってみたいなぁ~と思ったので、今日は東京→札幌に関して、切符の種類について書いてみたいと思います。
さて、東京駅から札幌駅に行くのに、鉄道と飛行機のどちらが高いと思いますか?
航空券の各種割引がない場合、鉄道で札幌に行くほうが安いのです。
東京駅→新幹線・特急利用→札幌駅=22630円
東京駅→モノレール・飛行機・鉄道→札幌駅28460円
さらに、寝台特急を利用した場合でも、25270円(北斗星利用)と飛行機を利用するより安いのです。
もっとも、鉄道を利用すると、飛行機の倍以上時間はかかりますが・・・。ゆっくりとした旅を楽しむことができると思います。
今はなき、寝台特急出雲号の車掌さんも、ある雑誌のインタビューで、かつて、「新幹線や飛行機は点と点を結ぶものですが、寝台特急は点と点を結ぶ線を楽しむことができる乗り物なのです。」とおっしゃっていました。
と、話がそれましたので、元に戻ると、鉄道に乗るには切符がひつようです。
切符は、大きく乗車券とそれ以外に分けることができると思います。
つまり、列車に乗るのに必ず要るのが、「乗車券」ですが、それ以外の切符は、必ずしも乗車に必要というわけではありません。
では、乗車券以外にどのような種類の切符があるのかというと、
代表的なもので、特急券、急行券、指定席券、グリーン券などがあります。
えっ、新幹線は?って?
新幹線に乗るのに必要な切符は、実は特急券なんです。(「新幹線特急券」と券面上で表記されています。)
ちょっと長くなってきたので、続きはまた次回。
(いい忘れましたが、①書いて欲しいのテーマを募集してます。②上の写真は、寝台特急「北斗星」・森駅で撮影)
新千歳空港飛行機離陸動画
http://www.youtube.com/watch?v=ONaEHC43gBk
寝台特急「北斗星」
http://www.youtube.com/watch?v=O2XchhoFwXw
さて、次の鉄道名を見て、あなたはどんなことを思いますか?
①肥薩おれんじ鉄道
②しなの鉄道
③IGRいわて銀河鉄道
④青い森鉄道
勘のいい方はすぐに思いついたかもしれません。
では、もう少しヒント。
①肥薩おれんじ鉄道(八代 ~ 川内)
②しなの鉄道(軽井沢~篠ノ井)
③IGRいわて銀河鉄道(盛岡 ~ 目時)
④青い森鉄道(目時 ~ 八戸)
これで、さらにピンとくる方も多くなると思います。
さて、そろそろ正解です。
上記の鉄道は新幹線と並行する鉄道なんです。
というと、ちょっと不正確かもしれません。
もう少し正確にいうと、新幹線開業に伴い、JRから地元自治体が出資する第三セクター会社(「サンセク」)に経営移管された鉄道なんです。
すなわち、JRの最近の経営方針として、新幹線と並行する在来線は、JR自身は経営に携わらないことになっているのです。
したがって、鉄道が廃止されては困る地元自治体がその受け皿となるのです。
もっとも、鉄道利用者の多くは並行新幹線を利用しますから、当然第三セクター会社の利用客は設立当初から、大変少なく、その経営は困難を極めるケースが少なくありません。
しかし、各第三セクター会社は、懸命な経営努力を行い(鉄道ファンの獲得、イベント、お得な切符の発売など)単年度黒字化する会社もでてきています。
これが、近年「サンセク」が増えている理由です。
では、また次回。
(いい忘れましたが、①書いて欲しいのテーマを募集してます。②上の写真は、KTR706・天橋立駅で撮影)
しなの鉄道動画
http://www.youtube.com/watch?v=5Qhq5wGLAVk
IGRいわて銀河鉄道動画
http://www.youtube.com/watch?v=pVA-dVlNQ58
まず、10月14日は「鉄道の日」と定められており、各地でイベントが催されます。
その、代表格が、「鉄道フェスティバル」です。(国土交通省主催)
このイベントは、10月13日(土)・14日(日)2日間行われ(午前10:00~午後5:00)ます。
なお、会場は、日比谷公園大噴水広場及びその周辺です。
大変規模の大きなイベントであり、「鉄っちゃん」でなくとも楽しいものですので、オススメ度大です。
このほかにも、今年は、「鉄道博物館」の開館という大イベントもあります。(10月5日の記事参照。)
さて、「鉄」のみなさん、お待たせしました。
「鉄」のみなさんが最も喜ばれるであろう、工場・撮影会イベント。
いろいろなイベントが各地で定されていますが、小生がオススメなのは、「JR東日本・新津車両製作所」の工場見学イベントです。
このイベントでは、車両製造の実演が見学できる点です。
ぜひ、今年の鉄道の日は各地のイベントに出かけてみてはいかがでしょうか?
今日はここまで。
(いい忘れましたが、①書いて欲しいのテーマを募集してます。②上の写真は、223系・米原駅で撮影)
鉄道フェスティバル(PDF)
http://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudounohi/festival.pdf
新津車両製作所製作所公開
http://www.ejr-niitsu.jp/syokoukai01.htm