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毎日何気なく乗る鉄道。 特別な日に乗る鉄道。 都心を走る鉄道。 のどかな田園を走る鉄道。 いろいろな鉄道を鉄道初心者の方にもわかりやすくお話しします。
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EH2007.jpg今日は、本編を書く前に、質問にお答えいたします。

<質問>

TGVもそのような方式(M+T+M)で走っていますが、ドイツのICEも一部そんな感じで走っている車両があります。
外国はそんな方式が多いんでしょうか。


<回答>
特に、ヨーロッパ地方の高速列車に多いようです。


先日紹介したTGVや、ご指摘のあったICE(Inter City Express・独)も前述のような方式を採用している形式もあります。


たしかに、日本ではあまり見ない形式であることは間違いありません。


もっとも、このような形式を採る電車がまったくないわけではありません。


たとえば、JR貨物のM250系貨物電車(スーパーレールカーゴ)は、この形式にかなり近い電車といえます。(ただ、動力分散と称しているので、正確には異なります。)

ちなみに、この電車は、M+M+T…T+M+Mの4M12Tという形式を採っています。(Mは電動車、Tは付随車)


(いい忘れましたが、①ご質問があれば、どしどしお寄せください。小生はまだまだ未熟者ではありますが、できる限り回答いたします。②上の写真は、EH200‐7号機・八王子駅で撮影)

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今日は、本編を書く前に、質問にお答えいたします。

<質問>

フランスのTGVって言うのは先頭車両の馬力だけで後ろの車両全部を牽引してるってホントですか??それであれだけスピードが出るんですか?? 

<回答>
ホントです。(笑)


今年、営業運転を開始したフランス国鉄(SNCF:Société Nationale des Chemins de fer Français)・東ヨーロッパ線(パリ-ストラスブール-ミュンヘン(ドイツ)・チューリヒ(スイス))で運用されているTGV-POS形式を例にとってみてみると、同形式は10両編成(M+T(8両)+M)ですが、新幹線と同様の交流区間では、1編成あたり9280kWの出力があるとされています。


これに対し、N700系についてみてみると、N700系は16両編成(14M+2T)で17080kWの出力があり、これを10両編成での出力に換算すると、10675kWとなります。


そうすると、TGV-POS形式とN700系では、1編成あたり1000kWの出力差しかないのですから、両形式は出力において大差がないことがわかります。(ただ、TGV-POS形式は2Mしかないのにこの出力が出せるのはすごいことだといえます。なお、JR貨物のEH200は1両で4520kWの出力があります。)


しかし、N700系は300km/hでの営業運転であるのに対し、TGV-POS形式は320km/hですが、これは、日本とヨーロッパの線形(曲線の多い少ない)の違いなどによるものだと思います。


ちなみに、N700系のスゴイところは、TGVと同出力にもかかわらず、1323人も一度に輸送できる点だと思います。(TGV-POSは定員377人なんです。)
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